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平成30年1月1日明けましておめでとうございます。毎日福祉のネタはある。

2018年1月2日

 明けましておめでとうございます。議員ではない22年ぶりのお正月です。それでも朝に2つの団体の元旦行事と小平市議会議員の初駅頭演説に付き合いました。
 そんなことで朝から車で移動していましたら、7時台のTBSラジオ番組の中で日本の財政問題を討論していました。その中で、社会福祉法人について話している人がいまして、「社会福祉法人は莫大な内部留保を持っていたが、ここ2~3年、公益法人である以上内部留保を貯めるな、吐き出して地域貢献事業をせよ。という2016年の厚労省のお達しで、今どこの社会福祉法人も色々な事業に取り組み始めている。同じように民間企業の内部留保も課税するぞと政府が言えば投資に回る」という主旨のコメントでした。この後、民間企業の自主独立性の堅持という意見が出されました。
 全国2万弱ある社会福祉法人の内部留保は2011年調査で総額2兆円と言われています。特別養護老人ホームは社会福祉法人の独壇場ですが、施設当たりの平均内部留保3億10000万円程度だそうです。そんなにあるならば職員待遇に回せと言われそうですが、その通りです。
 小平市やその周辺自治体でも特養老人ホームの新規建設が久々に進んでいます。上手にやればまだ作れるのでは。元旦から景気のいい話でした。

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練馬少年鑑別所へ行って来ました。

2017年11月23日

私が代表を務める「株式会社にこにこ」の障害者計画相談事業「にこにこパートナーズ」の支配人である精神保健福祉士が、「司法福祉」分野に現在取り組んでいます。司法福祉は現在、東京弁護士会が東京社会福祉士会、東京精神保健福祉士協会、東京臨床心理士会などが連携して取り組んでいる分野です。、障害のある刑事事件被告が景気を終えた出所後にしかるべき福祉サービスを受けることで窃盗や万引き、無線飲食、または「刑務所生活の方が生活しやすいからまた入りたい」と再犯をするようなことがないように、出所後に適切な自治体の福祉事務所による障害等を考慮した福祉支援計画を裁判の段階で様々な専門職が作成して提案、やみくもに刑期を長くしないで福祉に繋げ、障害者の再版をふせぐというものです。
この取り組みの関係で、精神保健福祉士の支配人は時々支援計画策定依頼を案件をチェックしているのですが、多摩地域の近いエリアの案件がなかなかないので実績はまだ少しです。因みに国選弁護人のケースがほとんどで、国選弁護人報酬から専門家の協力者による資料提供への報酬という形で出るようです。裁判でも証言する場合があるようです。
そんな縁で、この日精神保健福祉士会の知り合いからのお声かけで練馬少年鑑別所の見学会に同行しました。制服姿の迎えてくれた女性法務技官の方も臨床心理士の心理技官の司法福祉の仲間でした。
東京は八王子と練馬にある少年鑑別所(少年とは男女問わない未成年をさすので、少女鑑別所はない)は、少子化の影響もあって入所者は減っているそうです。ちなみに鑑別所は逮捕後の少年審判(大人の場合の裁判にあたる)前段階の確保施設であり、実際には無実だったり障害があって罪を問えなかったりという少年も混じっている。そのため、この段階で指導や強制、拘束はもちろんご法度である。東京は外国人の逮捕者が多く、おいてある図書も28ヶ国語が用意されている。男女比は9:1で、男性は振り込め詐欺の入れ子などの逮捕者が多いため、18~19才が多い。一方女性は覚醒剤使用が特徴的である。建物は古く、築40年で、入所者減で使っていない寮もあるので建て替えがそろそろ必要である。
少年鑑別所は、ちばてつやの名作「あしたのジョー」で主人公の矢吹丈がどや街で詐欺を働き、逮捕された警察署で全警官を素手で倒す公務執行妨害で再逮捕されて入る場面があります。ジョーのいたどや街は東京・山谷のようですのでこの練馬鑑別所に入ったのでしょう。(よくネリカン、と映画とかで言われたのも練馬鑑別所の略称。ちなみにここのマスコットは赤いペリカンのネリカン君)そこで、生涯の友人となる西(リングネーム、マンモス西。ジョーとその後東光特等少年院に送られるが。出所後ヘビー級ボクサーとして同時デビュー。後にジョーを慕う八百屋ののりちゃんと引退して結婚)と出会います。西は鑑別所の牢名主のような存在で、ジョーを最初の夜に仲間と「ねじりんぼう」という拷問にかけますが、天才的な喧嘩技術を持つジョーの反撃を食らいます。この夜のシーンのせいですごい怖い場所、というイメージが有りますね。ちなみに丹下段平がジョーの素質を見抜いて手紙でジョーへのボクシング指導をする有名な「明日のために」その1はこの鑑別所に送られています。

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ごあいさつ

2017年10月3日

「ご無沙汰して申し訳ありません」
 
やっと新しいホームページがオープンしました。
7月の東京都議会議員選挙から3か月、支えて頂いた多くの皆様に十分なご挨拶もできず申し訳ありませんでした。また、現職の地方議員でない状況下で事務所運営をしていくのは現実として難しく、場所だけあってもスタッフがいないようでは機能を果たせないことから、申し訳ありませんが小平市役所そばの事務所を7月末に閉鎖させていただきました。ただ、このことは私が議員を市議会、都議会において務めた22年間の中で福祉関係の相談を頂いた方から「今後相談したいときどうしようか」とのご意見を頂きました。
 
 そのようなご意見を受けてどのような対応するのがいいのだろうか考えました。現在自分が代表を務める会社の業務も8月からフル稼働で行っていますので、電話での対応には限界があります。そこで、このホームページサイトを立ち上げました。
 
 「2025年問題を前に」
 団塊の世代が75歳に到達する2025年は高齢者数がピークになる時代の入り口です。「2025年問題」と呼ばれる高齢者増のピーク時期になります。そして、高齢社会が進む上で必要性の高い制度が健康保険制度と介護保険制度です。そして、その介護保険制度は2000年にスタートしましたが、今や高齢化率は総人口比27.7%(今年9月敬老の日に総務省統計局発表。過去最高!)となり、介護保険費用の財源不足は深刻化しています。財務省も介護保険費用を削れ削れと言っています。そのため、介護保険制度の改正は以下のように進むと言われています。(国会で法案通過しないと実行されないものもあります)
 
①2017年8月
●高額収入がある利用者の月額上限額が3万7200円→4万4400円
●現役世代の介護保険料を、収入に応じて保険料を支払う「総報酬制」を段階的に導入しました。平均年収456万円時に労使合計で月額保険料を大企業の健康保険組合は5852円(+727円)、公務員は7097円(+1972円)、中小企業4043円(-241円)に。
 
②2018年4月
●高齢者の要介護度を改善(軽度化)させた自治体に財政的に支援する制度導入(利用者へのリハビリの強要や意図的な要介護度の軽度判定が不安視されている)  
●悪質な有料老人ホームの業務停止命令を可能に
●小規模型ディサービスの新規開業は困難に
●新たな概念の介護施設「介護医療院」創設(介護療養型医療施設は6年後に廃止へ)
 
③2018年8月
●現役並み所得高齢者のサービス利用時の自己負担額を2割→3割
 
④2018年10月
●福祉用具レンタル料を全国平準化へ
 
⑤2021年定時改正
●介護保険料徴収を40歳〜→20歳〜とする。=若者からも徴収
●ケアプランの作成費用負担 無料→自己負担1割に
●福祉用具レンタル和要介護度3以上の人に限定
●訪問介護のうち、家事援助サービスは介護保険→市町村事業へ
 
このように展開が見込まれています。このような展望を今後このサイトで分析・研究していきたいと思います。よろしくお願いします。
(今回の今後の制度改正についてはダイヤモンド社の2017年8月12・19合併号「制度改悪に備える家族の介護」を参考にしました。多岐にわたる課題と展望が記事になっており、必見です。)

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