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3月29日この3月は、介護も障害者福祉も制度改正の大変な月

2018年3月29日

平成30年度からは、介護保険の家事援助は各市区町村が細かいしくみを作った総合支援事業の中でヘルパーを派遣する制度がスタートします。しかし、これは国の介護保険の費用が高齢者増加に対応する為に10時間程度の講習で養成したヘルパーです。よく知られるヘルパーの2級の130時間の講習の1割の勉強量ですから、受講者も様々な場面に対して不安なため、具体的にヘルパーステーションの雇用に繋がっていません。
一方、障害者の働く訓練の場も、29年度どのくらい就労できたか、何時間働いたか、いくら工賃出したかが、30年度の施設の収入単価基準の基になるという改正です。障害者にはやる気があっても疾病の性格で長時間働けない身体障害や難病、精神障害者がいますので、重い障害者を受け入れている施設が正しく評価されるのか心配です。また、詳しい話は3月下旬に資料が出てくる相変わらずの準備期間無しの状態です。新しい収入算定に合わせて施設改革する暇は与えられません。今日も今から文京区にある東京都の研修センターで、障害者の在宅介護の説明会です。昨日は就労施設の説明でしたので連日です。昨日来ていた若手は「障害者福祉に政治力必要」と言っていました。確かにね。

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2月24日JRのストライキ回避と交通弱者との意外な関係

2018年3月3日

交通ストライキなんてここしばらくは聞いていなかった単語ですが、最近のヤフーニュースに可能性があるとされたJRのストライキが2月24日に労使交渉の結果回避されたと報道されました。もちろんストライキは回避が理想的な話ですが、ストライキが前提でない交渉、つまり最初からストライキ戦術を封印しての交渉では力が持てない、と理解を示した論調でした。ストライキの背景にはもちろん職級格差が出やすいベースアップを普通の底上げにして欲しいという要求があり、そこが妥結したのが回避した理由です。

しかし、ここに至る経緯にはJRで駅の別会社への運営委託が進んでおり、以前は乗降客2万人未満/日という基準があったこの改革は、今この基準もなくなっています。その為、早朝6時前には無人駅、という駅が増えています。私の地元小平市の武蔵野線新小平駅などの都内駅でもです。中央線にもあります。早朝無人駅の緊急対応は、新小平駅だと改札インターホンを押すと隣の大きな乗り換え駅の西国分寺駅に繋がります。しかし、これでは車椅子や視覚障害などの障害者や暴行などのトラブルに即応できません。こういった無理が主要駅の駅員にも当然負担に繋がっていってきました。また、お客様の安全確保を優先できないというジレンマも大きなストレスです。

最近は駅員の車椅子のサポートが丁寧だなぁ、白杖の人で外出する人が増えて来たなあと思う人は多いでしょうが、せっかく社会がそういうなってきたのに、またサポート体制が維持できなくなるのは残念としか言いようがありません。

 

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