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 防火管理者講習に行って来ました。

2017年12月10日

 自分の障害者施設の防火管理者にいつでもなれるようにと東京消防庁立川防災館に12月6、7日の丸2日行って来ました。防火管理者は一戸建て住宅以外はほぼすべての建物、テナントの火災予防と出火時の消火体制を管理する責任者として任命されるべき役職者で、講習は約12時間もの集中力を要する結構ハードな研修です。途中に消火器や屋内消火栓の実技講習が、最後には効果測定もある既の抜けない内容です。
 よく聞いているとあることに気づきました、それは
「消防官もあまり知らないことおw防火管理者にはおしえるのだなあ」
ということです。あ、もちろん予防を専門とした職員は別ですが、救急を教わっていた私からすれば、「自衛消防隊の組織づくり」や「消防計画」はこんなに丁寧には教わったか疑問ではあります。
「防火管理者はすごいのだな。」と思いました。また、防災の授業では私が都議会議員時代に審議、可決した帰宅困難者対策の条例も紹介されました。なんだか複雑な気持ち。
 福祉関係者の受講者も多かったようですが、全体として女性が多い。女性の社会進出を感じますね。
 最後に防火管理者の講習修了者証が配られて修了となります。申し込みは各消防署でやっています。真偽は不明ですが、職場で防火管理責任者になれば、一番ヒラでは指示が出せないので管理職への第一歩になる可能性が高いそうです。是非皆さんもチャレンジしてみてください!

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練馬少年鑑別所へ行って来ました。

2017年11月23日

私が代表を務める「株式会社にこにこ」の障害者計画相談事業「にこにこパートナーズ」の支配人である精神保健福祉士が、「司法福祉」分野に現在取り組んでいます。司法福祉は現在、東京弁護士会が東京社会福祉士会、東京精神保健福祉士協会、東京臨床心理士会などが連携して取り組んでいる分野です。、障害のある刑事事件被告が景気を終えた出所後にしかるべき福祉サービスを受けることで窃盗や万引き、無線飲食、または「刑務所生活の方が生活しやすいからまた入りたい」と再犯をするようなことがないように、出所後に適切な自治体の福祉事務所による障害等を考慮した福祉支援計画を裁判の段階で様々な専門職が作成して提案、やみくもに刑期を長くしないで福祉に繋げ、障害者の再版をふせぐというものです。
この取り組みの関係で、精神保健福祉士の支配人は時々支援計画策定依頼を案件をチェックしているのですが、多摩地域の近いエリアの案件がなかなかないので実績はまだ少しです。因みに国選弁護人のケースがほとんどで、国選弁護人報酬から専門家の協力者による資料提供への報酬という形で出るようです。裁判でも証言する場合があるようです。
そんな縁で、この日精神保健福祉士会の知り合いからのお声かけで練馬少年鑑別所の見学会に同行しました。制服姿の迎えてくれた女性法務技官の方も臨床心理士の心理技官の司法福祉の仲間でした。
東京は八王子と練馬にある少年鑑別所(少年とは男女問わない未成年をさすので、少女鑑別所はない)は、少子化の影響もあって入所者は減っているそうです。ちなみに鑑別所は逮捕後の少年審判(大人の場合の裁判にあたる)前段階の確保施設であり、実際には無実だったり障害があって罪を問えなかったりという少年も混じっている。そのため、この段階で指導や強制、拘束はもちろんご法度である。東京は外国人の逮捕者が多く、おいてある図書も28ヶ国語が用意されている。男女比は9:1で、男性は振り込め詐欺の入れ子などの逮捕者が多いため、18~19才が多い。一方女性は覚醒剤使用が特徴的である。建物は古く、築40年で、入所者減で使っていない寮もあるので建て替えがそろそろ必要である。
少年鑑別所は、ちばてつやの名作「あしたのジョー」で主人公の矢吹丈がどや街で詐欺を働き、逮捕された警察署で全警官を素手で倒す公務執行妨害で再逮捕されて入る場面があります。ジョーのいたどや街は東京・山谷のようですのでこの練馬鑑別所に入ったのでしょう。(よくネリカン、と映画とかで言われたのも練馬鑑別所の略称。ちなみにここのマスコットは赤いペリカンのネリカン君)そこで、生涯の友人となる西(リングネーム、マンモス西。ジョーとその後東光特等少年院に送られるが。出所後ヘビー級ボクサーとして同時デビュー。後にジョーを慕う八百屋ののりちゃんと引退して結婚)と出会います。西は鑑別所の牢名主のような存在で、ジョーを最初の夜に仲間と「ねじりんぼう」という拷問にかけますが、天才的な喧嘩技術を持つジョーの反撃を食らいます。この夜のシーンのせいですごい怖い場所、というイメージが有りますね。ちなみに丹下段平がジョーの素質を見抜いて手紙でジョーへのボクシング指導をする有名な「明日のために」その1はこの鑑別所に送られています。

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自殺者対策の事業がある一方で、今回の残念な事件。

2017年11月8日

 この原稿を書いている11月上旬には座間市で9人の自殺志願者を誘い出した殺人事件の報道が続いていました。容疑者の27歳の男の犯人像を追うような報道が多いのですが、一方で、自殺志願者をターゲットにした容疑者の急ごしらえのインターネットサイトに若い女性が次々と引っ掛かる事に驚いた方も多いのではないでしょうか。
その後の報道では、被害者が必ずしも自殺志願者ではなかったとも言われていますが、真相は未だ不明です。
 さて、実際に、本当に自殺の衝動が迫っている人が連絡すべきはこのようなサイトであってはいけません。
 昨年度の日本の自殺者数は2万1897人前年度から2128人減で、民主党政権時代に3万人にいた自殺者の対策を開始して以降、7年連続減り続けています。内訳は男性:女性は5:2で、残念ながら事故死者数よりも多く、10万人あたりの自殺者数は19・5人で、世界ワースト6位で、女性ではワースト3位(11.7人) です。
このような自殺防止対策としてボランティアによる24時間365日対応の「いのちの電話」が全国的には有名ですが、東京都では、NPO法人メンタルケア協議会に東京都自殺相談ダイヤルの事業を委託し、臨床心理士や精神保健福祉士による電話相談窓口を平成22年から24時間365日開設しています。主に自殺傾向が出るうつ状態、鬱症状、精神疾患患者も含めて広い間口での相談を受けています。このような対策や事業の有効な活用をしていくべきです。また、このようなしっかりした専門家によるフリーダイヤルがありながら、今回のようなサイトで自殺志願者の誘導をするような犯罪を、防がなくてはいけないと思います。

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